2021/10/27 14:40

今夏を目前にして僕は会社を辞めた。

今日時点で丸っと3か月半くらい無職ということになるw

毎日2時間弱の満員電車での通勤がなくなり、同時に抱えていたストレスもなくなったから
未来へのちょっとした不安と税金もまるっとなくなってくれたら、こんな素敵な毎日はないのだ。

会社を辞めてからの足元事情は、息子とのサッカーと、ピストに乗る時以外は
ほとんどビルケンことBIRKENSTOCKだ。

ここで、誰も望んではないだろうけど、
個人的なビルケンとの思い出を振り返ってみますのでお付き合いください、暇な人は。

マイ・ファースト・ビルケンは
10代の頃、中学時代の親友から物々交換の末に手に入れたホワイトレザーのパサディナだった。
90年代のど真ん中。
どっちが先かは忘れたけどAIRWALKのOUTLANDも好きで集めていたので
革靴やスエードなのに、ぽってりして気の抜けたフォルムが
なんだか新鮮だったし好きだったんだと思う。

その後、働きだしたDEPTという会社でもビルケンを取り扱っていて
社員割引きで安く買えるし最高じゃないか!ってことで購入したのが
HEMPのチューリッヒ。
当時、I-PATHの洗礼を受けていた僕はHEMP素材にも目が無くて
これはもう迷わず購入した。
そしてそれがチューリッヒとの出会いで、ビルケンを買いだした始まりだったかも。

その後も、転職した先のDETENTEというお店でもビルケンの取り扱いを熱望し、
展示会にまで押しかけ、当時ミニマムが大きかったことに絶望したけど
オフィシャルの仲卸業者を介して取り扱いにこぎつけた。
その頃、行ったカリフォルニア出張も
ヒッピーみたいなハイブリッドな思考の人たちはみんな履いてたし
ビルケン熱に拍車をかけた要因だったなと思うのです。

その後は社員割引を有効的に活用してジャンジャン買ったw





基本的にはチューリッヒとボストンがお気に入りなので
そればかりを今でもずぅ~っと何足も買い足し続けている。

今年の夏はEVA素材のビーサン代わりにアリゾナを購入したけど、25年くらいビルケンを履き続けてきて
以外にもはじめましてのアリゾナだったくらいだ。



毎日履ける靴は基本的にはみんな1足だ。
そうなるとローテーションは大事だし
スニーカーだったり、ブーツだったりと
その時々、その時代、その流行によって、一軍のレギュラーメンバーも入れ替わったりしてきたけど
ビルケンだけは、どの時代もずっとレギュラーでクローゼットにい続けてる。
エースとかクリーンナップみたいな派手さはないんだけど、
8番キャッチャーなのか2番セカンドなのか
堅実な名選手といった感じで
クローゼットというかもはや玄関に必ず1足だしてあるのだ。

もうすぐ冬がはじまるけど厚手の靴下履いて長時間じゃなければ真冬も履くよ。