2020/02/17 21:11

僕はジャンキーだ。
というと語弊があるけど、自称”活字ジャンキー”だ。
昔から読書は好きで、今読んでる本の次に読む本がないとハラハラしてしまう。
とはいえ、別段読むスピードが速いわけではないし、
一度にたくさんの本を読むこともできない。
同じ時期に読み進められるのはせいぜい2冊くらいだろう。
あと、雑誌はもうずっと大好きだ。
大人になってからはファッション誌やインテリア雑誌が多いけど、
学生の頃はスポーツ雑誌なんかも沢山読んだ。

そんなこんなでジャンキーな僕は、活字がなければ探してしまう。どんなときも。
何かを待ったり、時間をつぶさなければならない時に
読む本もない、携帯もない、もしくはWIFIがつながらない上に月末で低速通信だ、なんていう状況だったら
必死で活字を探してしまう。
学生時代(高卒だ。いや大学中退だ)も
スポーツ推薦で入ってるのでハッキリ言って勉強とは無縁だったけど、休み時間は読書をしていた。
自分で言うのもなんだけど、
友達も多い方だったし、他のクラスには付き合っていた彼女もいたけど
読みたい本がある時はスススッと人のいない静かなところに行って
一人で読書を楽しんだ。
当時は伝記的なものが好きで、ミュージシャンとか有名人とかスポーツ選手について書かれたような本を好んで読んでいた気がする。
社会に出てからも読書は続いて
その時々、仲良くしてる人にお薦めされた本を読んだり、
この仕事を始めてからは出張でアメリカに行くこともあるけど、
当時お世話になってた現地に住む先輩から
半分強制的に環境についての本や、スピリチュアルな本を
宿題に出されたりして、必死に読んだりしたこともあった。
ずっと読書は身近にあったけど
ほとんど通ってこなかったのが以外にも小説だ。
たぶんフィクションはドラマや映画も大好きだったのでそちらで補給してたのではないかと思う。
その時は、たまたま本屋で読みたい本が見つけられなくて
小説のコーナーを「どれどれ」といった感じで物色していた。
書店員さんが手書きのPOPでおすすめしていた一冊を
手にしたのが小説との初めましてかもしれない。
初めましては言い過ぎかもしれないけど
小説を好きになったハッキリと記憶しているきっかけだ。
これからは小説読むぞーって。
伊坂幸太郎ワールドにどっぷりつかってしまったという訳だ。
文庫化されてる伊坂幸太郎の本は8割くらいは読んでると思うし、他の作家の本もそれから沢山読んだけど、
最初に読んだ「終末のフール」は未だに僕の中の小説ランキングでは上位だ。

上でも書いたけど
僕は読むスピードは決して速くない。
じっくり読むタイプなので
むしろ遅い方かもしれない。
1日2日で読破する本もあるけど
中々、読み進められず
下手をすると1冊読破するのに何か月もかかる本もある。
途中で読むのをやめ、他の本を読み始めてしまうことだってある。
でもトータルして読書は好きだ。
本という物体も好きだ。
読書という行為も、読書をしている自分も好きだ。
他の人が読書している姿をみるのも好きだ。
本を読む人の姿はとても素敵だ。
次の休みはゆっくり本を読もう。